「太郎」

 

2006年6月11日梅雨入り前のよく晴れた日曜日、家の近所の堤防道路をサイクリングしていました。
すると草むらから「ニィー!ニィー!ニィー!」と仔猫の声が。親を捜している声です。しかしこの川の堤防道路には、堤防以外何もなくご飯になるようなものはありません。野良猫が住んでいたり、ましてや子育てするとは到底思えません。また同時にここは、人通りが少なく不法投棄の温床となっている場所でもあるのです。
冷蔵庫、クーラー、ソファー・・・。

そうです。この子も捨てられたのでしょう・・・。通りがかったのが夕方6時、1時間ほど草むらをかき分け探しましたが、草むらが深く、また日も落ちてきて草の中が見えないので、捜索は断念。いったんうちに帰り、みーこのご飯を持ってきて適当な場所に置きその日は帰りました。
  翌12日早朝、再度そこに行ってみると、鳴き声が聞こえません。しかしご飯はきれいに無くなっていました。何度か呼んでみましたが、昨日の様な返事がありません。どこかへ行ってしまったのか?それとも誰かに連れ去られたか?まさか鳥に捕まったのか!? 不安の中とりあえず退散。どこ行ったんだろ・・・・・・?
  その日の夕方、草をかき分ける棒とヘッドランプを持ち、いざ捕獲作戦へ!猫の鳴きマネで呼んでみると、
「ニィー、ニィー」
返事がありました!
昨日より50mくらい横に移動しています。場所を特定するべく鳴きマネを繰り返します。ほんの目の前にいることはわかっていても、草が深く全く見えないのです。乱暴に草をかき分けても逃げられてしまいます。
棒でそぉっと草をかき分け探すこと小1時間。

いました!
しかも堤防道路の上の方に出てきました!
そぉーーーーーっと手を伸ばし、

がばっ!

「あっ!」
手からスルッと抜け、逃げられた・・・。
ちっちゃい白黒の仔猫が、必死に走って逃げて行きます。しかも100mほども走って行きます。
「おいおい、どこまで行くんじゃ!」

幸い、逃げた場所が草のない場所だったので、立ち止まったところを上からそぉっと手を伸ばし、、、ガバッ!

俺   「よっしゃ!つかまえたぁ!」
太郎 ガブッ!
俺   「痛ッ!!!!!!!」

指、思いっきりかみつきやがった(いまだに痛い・・・)。

「よ〜し よ〜し、わかったわかった。コワないの。」
手の中でグネグネして暴れます。 持ってきたカバンの中に入れ(ねじこみ)、そのまま自転車でうちに連れて帰りました。

つづく

 

 

 

2006年6月15日

 

 

2006年6月15日

洗濯機の裏から出てきた、太郎

 

 

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