Austria
オーバーグルグルぐるぐるの旅日記 4

Ventから登ったところにある山小屋

2002年8月24日 曇り
7時起床。テントを畳み、さっそくVentまで行くことにする。セルデンから30分ほどで到着。朝早いためか、まだ観光客はいない。地図で見るとVentの奥にRofenという村がある。谷の一番奥だ。細い山道をおそるおそる進むと村に出た。教会やゲストハウスも数軒あるちゃんとした村だった。谷に日が射すのを待って写真を撮る。今来た道を戻り、Ventのリフト乗り場横の駐車場に車を停め、さぁ出発だ。リフト券(往復E8)を買い上まで。地図では2本乗り継いで上まで行くようになっているが、実際には下の1本しか動かしてなく、一本分は足で登らなくてはいけない。一本のリフト往復E8は高いぞ!!
久々の山登り。ふぅふぅ言いながら約1時間40分で山小屋到着。外見こそオーストリアの国旗が描かれているが、中は日本の山小屋そっくりだ。小さな受付があり、横には乾燥室や荷物置き場。まぁここの方が数段きれいだが。レストランがあり、きれいなおねぇちゃんがウェイトレスをやっている。ここは大きく違う点だ。コーヒーを頼み一息入れる。ふと耳を澄ますと後ろから日本語が。日本人老夫婦がお茶していた。街では日本人とは一人も会わなかったのに、こんなところにいるとは。中高年の山登りブーム恐るべし・・・。


さぁ、もう少し登ってみよう。Wild Spitzeが見えるところまで行く。途中会ったローザンヌから来たという男性は、登頂を目指しているそう。ジーパンはいてピッケル持ってアイゼンは持たず。変な人。小屋から20分ほど歩いたところで、彼と握手をして別れ、ここをゴールとする。
結局そう大した景観ではなかった。やはり頂上まで登って、一帯の氷河を見下ろさないとだめだろう。
2枚ほど撮ってすぐ下山する。帰りは40分でリフトの(上の)駅に着いた。下山始める頃には空はどんより曇っていた。ちょうどいいタイミングで登ったようだ。


1時半頃Ventを出発して、そのままセルデンは素通りして帰ることにする。それにしてもすごい自転車の数だ。明日開催されるロードレースの選手たちが続々とやってきて、ウオーミングアップに走っている。レースの前にばててしまうんじゃないかとよけいなお節介ながら心配になってくる。よくあんな坂登ってくるなぁしかし。
Fussenに出るまで狭い国道(?)を走る。7号線に乗るまでだらだらと下道を走り、結構時間がかかる。7号線を160キロでひた走り、Stuttgultのキャンプ場に着いたのが6:30だ。街に入るとキャンプ場の標識が出てくるのでそれに従って行けば迷うことはない。東京の代々木競技場みたいな感じでスタジアムのそばにキャンプ場がある(一人E10)。
オーストリアのガチャガチャ


明日は、ゆっくりして11時頃フランクフルトに向け出発しよう。
・・・つづく

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