「Rainierの旅」(1日目)
つづき
さぁ,いよいよ今日はレイニアに向かいます。
 Bunkhouseを6時に起き(起こされ),シャワーを浴び出発。
Ashfordからパラダイスまでは,車で約40分くらい。途中エンタランスのブー
スには朝早いため誰もおらずフリーパス。そのままビジターセンターまで行
きますがここも9時開店で閉まってます。RMIの事務所もダメで,しかたない
のでレイニアロッジで朝ご飯です($8.95のバッフェ。イタタタタ)。
夏のかきいれどきにレイニアはどこも朝が遅いですね。
Eagle Mountain


9時近くになるとRMIの前にはたくさんのクライマーが集まり出します。

「いいなぁ。みんな登るんだなぁ。」

とりあえず受付に行ってみることにします。ウェイティングリストにいるこ
とを告げ空きがあるかどうか聞いてみると やっぱりダメ。いっぱい。
しかし事前のスクールは定員はないのでOK。どちらにしても事前講習を受け
なけれ登山に連れていってはくれません。今まで日本でこういう講習を受け
たことないので,まぁ無駄にはならないだろうと思い,思い切って講習だけで
も受けることにします。ほかに講習受ける人たちはもう集まっています。あ
わただしくお金を払い($105)車に戻ってブーツを履きバックパックを担ぎ
ます。

さぁ,講習の始まりです。

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「クライミングスクール」
総勢約40人でパラダイスからスカイライントレイルで雪渓のあるところ(標
高約2300m)まで登ります。9時半にスタート,着いたのは10時半です。
当然ですが,背中には本番で使うギアが入ったバックパックを背負っていき
ます。
わぁ、きれい!
すばらしい! 
すばらしいお花畑です。名前はわかりませんが,ほんとにカラフルな花々が
ちょうど満開になってます。日本の山にも高山植物のお花畑はありますが,
ここまでカラフルではありません。赤,紫,黄色,白これらが一面に広がって
いる感じです。この花を見にくるだけでもここレイニアにくる価値はありそ
うです。(本格的な)カメラと三脚を持った人たちもちらほらいます。雪渓の
残る山をバックに前景にこの花々を写したら本当にきれいでしょう。

 さて,このスクールでやることは,ピッケルの使い方,アイゼンのはめ方&
歩き方から滑落停止,アンザイレン(ロープで3〜4人をつないで登る)での歩
き方などなどです。雪山でのベーシックテクニックですが,今まで習ったこ
となかったので参加してよかったです。
ひととおり終わって下山したのが3時半すぎ。まだ明日登れるかどうかは,わ
かりません。
再度受付に行って訊いてみます。
「OK.We have one more left.」
「Really!」
「Yeah. So we gonna meet here at 9 tommorrow」.
やったぁ〜〜〜〜〜
あれほどいっぱいといわれていたのに,あっさり空きがあります。
まぁ一人くらいどうにでもなるということでしょうか。でもとにかくよかっ
た。重い荷物を持ってきた甲斐がありました。

さて,明日からどうなることやら。


井上 一

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